県連・看護委員会・管理者研修で平和学習をしました
徳島健康生活協同組合では、1年間の学習課題を決めてラダー研修を開催しています。昨年は、事例を通してケアの倫理について学習をしました。今年は、被爆・終戦80年の節目の年でもあり、「平和・人権」について学習会をする事としました。講師は、原水爆禁止日本協議会常任理事 原水爆禁止徳島協議会事務長 猪本百合子さんにお願いしました。

まずは、健康生協の創設者である亡き杉田治郎医師の動画視聴から始まりました。
杉田先生は被爆者医療と「人の命を否定する核兵器」の廃絶を訴え続けてきました。私たちが大切にしている平和・人権の礎でもある方です。患者に寄り添う医療の根幹を動画を通して学ぶことができました。

猪本さんの講演では、全国的な被団協の活動や四国、徳島での活動、またコロナ禍で平和行進をせずにスタンディングアピールを行ったことなど、限られた時間では語り尽くすことができない有意義な内容でした。
講義の後、私たちができることは何か?についてSGDを行いました。

平和の学習に参加して、学び、考え、言葉で伝えること。そして、署名活動や平和行進に参加する。など、たくさんの意見が出されました。核兵器のない平和で公正な世界を求めて自分たちにできる行動をしていこう!と、研修を終えました。