放射線科における検診内容

マンモグラフィー
胸部CT
胸部X線撮影
頭部MRI
内臓脂肪CT
骨密度測定
胃透視となっています。

マンモグラフィー         なぜ乳がん検診が必要ですか

manmo 日本女性における乳がん発生率は年々増加しており、乳がんの発生は20代から見ら れ、40代、50代で最も乳がんにかかる方が多いようです。乳がんは早期で見つかれば、乳房を切除せずに手術することもでき、死に至らない癌でもありま す。



マンモグラフィーとは

mannmo2乳房のエックス線写真のことです。右図のように乳房をのせる台とプラスチックの板で乳房をはさ んで行います。乳腺を胸壁からなるべく離すために強く引っ張りながら、押さえますので痛みを感じられる方もいらっしゃいます。痛みの程度も個人差がありま すので、リラックスをすることで少し改善できますこの検査は、1mmより小さい病気を見つけることができます。また、しっかりと“圧迫”をすることでより よい写真を撮ることができ、エックス線の被ばく量が少なくなります。よりよいマンモグラフィを撮るためには、“圧迫”は必要なことですのでご協力をお願い します。実際の撮影時は検査着を着ていただき撮影をおこないます。

頭部MRI検査(脳ドック)について

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当院では1.5T高性能MRIを導入しています。この装置の特徴は、高画質な上に、世界一静かな装置で、従来の装置に比べ90%も騒音をカットしており、 耳栓無しでリラックスして検査を受けることができます。検査時間は20分くらいです。

当院では頭部MRAに加え頸部MRAも行い頭頸部の血管の評価を行っています。
MRIでは従来簡単に調べることができなかった脳や脳の血管の異常(くも膜下出血の原因である脳動脈瘤や血管が細くなって脳梗塞の原因となる狭窄、脳梗 塞、脳腫瘍など)、頚動脈の狭窄を苦痛なく、副作用なく検査することを可能にしました。


胸部CT検診について

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胸部写真は、図のように、胸の正面からX線をあてて、1枚の写真に写します。1枚の写真となるので、肋骨と肺が重なった所や、心臓と肺が重なったところの 病気、小さな病気などは写真に写りにくくなります。
胸部CT検査は、胸部に対し、あらゆる方向からX線をあてて、コンピューターが図のような胸の輪切りの断層写真を0.5mm〜3mmの範囲で細かく作るの で、病気に対する死角がなくなり、小さい病気を発見することが可能となります。タバコを吸う人には特にお勧めします。
写真のように早期の非常に小さな間に肺がんを見つけると、転移もなく、比較的簡単な手術で、ほぼ完全に直すことが可能となっています。
また、ガンだけでなく、肺炎、肺気腫、肺繊維症、肺結核、などの病気も詳しくわかります。
検査は約4秒の息止めを2回していただくだけで、2〜3分で終わります。


骨密度検査について

当院では骨密度測定器により、簡単に骨密度の測定が行えます。女性は閉経後ホルモンの分泌低下により、骨密度の低下が促進されます。
また、現代人は、食生活の変化、運動量の減少、ダイエットなどで、骨密度が、低下しています。将来、骨粗しょう症にならないように、1度骨密度を測定して おき、早くから予防しましょう。
kotsu写真の寝台に3分ほど寝ていただくだけで、腰椎、あるいは、大腿骨の測定が簡単に行えます。

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このように結果が出ますので、前回との比較も簡単にグラフでわかります。

内臓脂肪CT検診について

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内臓脂肪型肥満は皮下脂肪型に比べて糖尿病や高脂血症、高コレステロール、高血圧など多くの生活習慣病を引き起こす原因であることがわかっています。
CT検査を行い内臓脂肪の面積が、100cu内臓脂肪率が、40%を超えると内臓脂肪型肥満といわれています。体脂肪測定を行い体脂肪が多い方、或いは, 生活習慣病を気にされている方は、1度、CTで内臓脂肪の測定を行なってみてください。

検診料金について

組合員価格
マンモグラフィー 
触診+マンモグラフィー 50歳以上 3000円 50歳未満 3500円
市の基本検診の場合(2年に一度)1500円(偶数の年齢時)
簡易脳ドック(MRI,MRAのみ)14000円
胸部CT 8400円 
骨密度検査 2000円
内臓脂肪CT+腹囲測定3000円
お申込み、お問い合わせは検診センター  TEL 088−622−7847
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