64列マルチスライスCTについて

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2009年7月に東芝製64列マルチスライスCTを導入しました。このCTは今まで頭足方向に1列しかなかった検出器を64個並べたもので、0.5mm厚 の非常に薄いCT像を撮影することが可能です。このため詳しい情報を得ることが可能となりました。
撮影スピードも飛躍的に向上し胸部CT、腹部CTも5秒程度で撮影可能となりました。
非常に高性能になったおかげで、心臓CT、大腸CTも撮影可能となりました。
手術を行う場合術前に外科、整形外科では手術部位について詳しいデータを得ることが出来るようになり、より安全で正確な治療が行えるようになりました。

撮影画像の紹介

 血管が描出されている画像はすべて造影剤を使用していますkubi
左図は頸から頭にかけての血管です。描出されにくい頸の骨の中を走行している椎骨動脈もきれいに描出されています。

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胸部CTですが0.5mm厚で画像を作成しているためどんな小さな小さな病変も鮮明に映し出します。
tekubi手首の骨折ですが、このように3次元的にわかるため手術に役立ちます。
i胃の手術を行うために術前に作成された画像で血管の走行などが術前にわかります。
kashi腹部から足先までの血管のCT画像です。このような長い範囲も15秒ほどで撮影可能です。

大腸CT検査

daicyou当院では大腸CT検査をおこなっています。詳しくはこちらをご覧ください。

心臓CT検査

心臓の画像はこのように鮮明に映すことが可能です。詳しくはこちらをご覧ください。

デンタルCT


ha歯科のデンタルCTもこのように撮影できます。主に健生歯科からの撮影になります。

CTアンギオ(肝臓)

ctangio当院ではCTアンギオシステムを使用していますので肝臓の治療でアンギオグラフィーを行うとき常に 正確な検査治療が行えるようにCT室において検査から治療まですべて行っています。これにより正確な治療が可能となっています。

CT透視下ラジオ波焼却療法

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当院で考案しどのような方向にも自由に穿刺が行えるシステムスマートガイドを使用し超音波装置で肝臓癌が見えなくてもCT透視下で穿刺が行えます。世界4カ国で特許を取 得しています。
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