バイタルサインについての学習会を開催しました!

 バイタルサインとは、直訳すると「Vital=生きてる、Sin=徴候」のことです。生命の危機は、バイタルサインの異常として現れます。看護師はこの「Sine」を見逃してはいけません。
 講師は 総合診療科専攻医 渡部京介先生です。

 内容は、異常バイタルサインの目安(院内基準)、血圧・脈拍・酸素飽和度・呼吸回数・体温・意識状態について、基準の数字とそれぞれことばの説明を分かりやすくしてくれました。
 渡部先生からは、「バイタルの報告基準はあくまでも目安。基準を超えていなくてもおかしいと思った時は教えて欲しい」また、「バイタルはその変化が大事!!急変を察知するだけでなく治療の効果を判断するにも非常に重要な指標」と話されていたのが印象的です。

 また、私たちは日々患者さんに寄り添い、その大切ないのちと向き合っています。患者さんを守るのは、看護師たちだけで出来るのではなく直接指示を出す先生方との信頼関係も大切です。この研修の最後に、渡部先生から「皆さんが日々バイタルを測定して記録・報告してくださるおかげで医師は診療ができています。いつもありがとうございます」という言葉を添えてくれました。

 今日の研修で学んだことを、明日からの看護・介護に活かしていきたいと思います。