2025年度-今年度も新人教育が始まりました!
看護委員会主催の新人教育を毎年この時期に開催しています。
今日は新人教育1日目。午前は感染対策についての講義、午後は健生西部診療所の施設訪問でした。対象者は医師2名、看護師6名、介護福祉士2名、セラピスト4名、事務4名、保健師2名、放射線技師1名の合計21名。
午前中の、感染については感染管理認定看護師から座学のあと、個人防護具の正しい着用方法と手指衛生の実技をしました。

個人防護具の着脱は動画で見ると簡単そうですが実際してみると難しく、特にN95マスクやガウンの着脱は難しかったようです。着ける時より外すときに感染しやすいため、ポイントを理解し自分の身体に汚染面が付かないように外す必要があります。みなさん上手にできていました。


また、流水と石けんの手洗いでは特殊なクリームを手に取り実際に手洗い後にブラックライトできれいに洗ったはずの自分の手を見てもらいました。「汚い・・・。キレイに洗ったつもりなのに。」と多くの方が驚いていました。

世界中に衝撃が走り、日常生活が大きく変わったCOVID-19感染症の発生から5年が経過しました。2023年5月、2類相当から5類感染症に移行しても医療機関ではクラスターを繰り返しています。今後、周期的に感染症は発症すると考えて、いつ得体の知れないウイルスや細菌が院内に入り込んでも最小限に食い止めることができるように日頃から標準予防策の遵守の取組みの継続が必要であることを今年の新人教育でも伝えました。

これから実践してもらいたいです。