第33回 看護介護活動研究交流集会を開催しました

 健康生活協同組合では毎年12月に看護介護活動研究交流集会を行っています。
コロナ禍では1度開催できませんでしたがオンライン開催から再スタートし対面開催へともどりました。

今年のテーマは「人権を守る看護・介護 ~わたしらしく生きるためのかけはし~」でした。

 わたしたち民医連が大切にしている人権を守る看護介護の一つに、多様性を尊重し理解のある社会を築くことが含まれています。人それぞれの違いを受け入れ、認め合いながら共に生きる社会です。考え方や背景が異なっていても、その違いに耳を傾け、思いやりをもって接することで、誰もが安心して自分らしくいられる環境が築かれます。そうした社会は、人と人との信頼を深め、より豊かな未来へとつながっていきます。このような思いからサブテーマを「かけはし」という言葉で表しました。

 記念講演の講師 NPO法人 トモニ発達支援所 所長 堀内宏美先生に「発達障害への理解と向き合い方(育て方)」についてお話しいただきました。ちなみに堀内先生は健生病院で総合診療医としても働かれています。 先生の子育ての様子やトモニ支援所での支援内容などをとても分かりやすくお話しいただきました。話の中で、以前は発達障害と言っていた言葉が今は神経発達症という言葉に代わっていました。「障害」という字は症状に改善が見られないそうですが。「症」という字は症状であり、良くなる(環境により変化する)そうです。その神経発達症にも7種類ありそれぞれの特徴を知ることができました。
また、学習を繰り返し積み重ねることで、人は成長していく。日常業務の中で仲間と関わり合い、ともに育ち合う経験を通して、その力を育てていくことが重要だそうです。

 人は誰しも一つ二つ特性持っているように思いました。これが個性という言葉につながるように思います。私たちが働く現場でもこの考え方を大切に、お互いを理解し認め合える職場にしていきたい。と思えたお話でした。

 参加者からももっと話をお聞きしたかった。ということが多数ありました。

 今回は、第一弾の報告とさせていただきます。次回は、指定講演・分科会の様子をお伝えしたいと思っていますので楽しみにお待ちください。