お仕事紹介~間接介助(麻酔係)~

 実際の手術に関わる看護師の役割には、直接介助と間接介助があります。当院では、一部の手術を除き間接介助は2名で役割を分担して行ないます。今回は、その中の麻酔係についてご紹介します。

 患者さんについて情報収集を行ないます。その後、実際に患者さんの病室に訪問してお話を伺ったりします。手術に携わる看護師同士で情報を共有して一貫した看護が行える様にします。

情報収集

 手術前に指示にある麻酔薬などを準備します。

麻酔薬準備

 手術室に入室する時には、病棟での患者さんの様子を担当看護師より申し送りを受けて手術中の看護に活かします。

術前申し送り

 麻酔導入をするために麻酔医から薬剤の投与量の指示を受けます。

麻酔医との連携

 麻酔導入の介助(麻酔薬の投与)をします。

麻酔導入

 全身麻酔時は挿管(呼吸を助ける管を入れる)の介助をします。

挿管介助

 この他に手術中は麻酔医や他の間接介助の看護師と連携して患者さんの異常を早期に発見できる様にしています。又、手術後の患者さんの所に訪問してお話を伺い、スタッフ間で術中の看護の振り返りをして患者さんが安全・安楽・安心に手術が受けられるように日々業務を行なっています。