【検査科】尿検査について
健診などで提出してもらったおしっこはどのように検査されているのか紹介します。
まず、尿に薬品が含まれた試験紙を浸します。
成分の違いによって試験紙の色が変わるため、その変化を読み取り尿の成分に異常がないか調べています。さらに詳しく調べる場合は次の検査を行います。
尿沈渣検査
尿の中の細胞などを顕微鏡で調べるのが尿沈渣検査です。
赤血球や白血球の数、細菌や異常な細胞が出ていないかを観察しています。
顕微鏡を使う場合に、見る人によって結果に誤差が生じる可能性があります。
そこでスタッフ同士の確認「目合わせ」を行い、その誤差がなくなるようにしています。
検査科ではこの尿沈渣検査の「目合わせ」を月1回、定期的に行っています。
尿検査は痛みなく繰り返し行える簡単で手軽な検査です。見た目や臭いから身体の異常に気づけることもあるため普段の生活の中で尿の色の変化や混濁がないかなどぜひチェックしてみてください。