緩和ケアチームの活動紹介②

健生病院の緩和ケアでは、対象の患者さんが入院されると、翌週に「緩和ケアカンファレンス」を実施します。

医師・看護師・薬剤師・管理栄養士・理学療法士・介護福祉士・医療ソーシャルワーカーが参加し、治療方針や今後の関わり方について話し合います。

痛みや吐き気などのつらい身体症状や、不安・落ち込みなどの精神的な苦痛を和らげ、安心して治療に取り組んだり、自分らしい生活を送ったりできるよう多職種で話し合い、入院中の療養生活をサポートしています。 また、ご自宅でも安心して療養できるよう、患者さんやご家族の希望に寄り添いながら退院に向けての支援も行っていますので、お気軽にご相談ください。

緩和ケアチーム(医師・看護師・薬剤師・管理栄養士・理学療法士・介護福祉士・医療ソーシャルワーカー)の職員です。

緩和ケア事例紹介

●「家に帰りたい」との希望はあったが、家で過ごすのは難しい状態であった。ご家族と職員が付き添ってリクライニング式車いすで自宅に行き、近所の方と話をしながら満足そうに過ごされた。

●趣味の車やバイクの写真を飾り、持参されたプレイヤーで好きな音楽を聴いて過ごしていただいた。

●「アイスクリームを食べたい」との希望で、面会時にご家族と一緒に食べていただき大変喜んでいただいた。

●手が動かしにくくなり、食事を自分で食べることができなくなった方に、職員が自助具を作成。途中までではあったが、ご自分で食べることができとても喜ばれた。