白内障手術を受けられる方へ

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白内障手術を受けられる患者さんへ

Q1

痛くないですか

A

最近の手術は、麻酔の点眼液をいれるだけでできます。ほとんどの方で痛みなくできます。緊張する方には手術中に気持ちの落ち着く薬剤をいれた点滴をします。

Q2

日帰りでできますか?

A

できます。日帰りというのは、通院で手術を受け、その後も外来通院しながら、経過をみることです。手術は30分ほどですが、その後外来ベッドで1時間ほど安静にしてもらったあと、歩いて帰れます。下記のように経過をみていきます。

手術当日 翌日 翌々日 4-5日後 1週間後 2週間後 1ヶ月後 2ヶ月後 3ヶ月後
通院
術後目薬 3種類 回数減 ⇒2種類 ⇒1種類 ⇒おわり
術後安静 歩行可 テレビ 洗顔可 眼鏡検討

日帰り術後経過の表を開く

なお、手術方法などは同じで、ご希望があれば、入院もできます。①術後の事に不安がある。②体調、血圧上昇などに不安がある。③遠方で通院手段がない、ご家族の送迎の都合がつかない などの場合は、通常1泊2日、または2泊3日で入院できます。

Q3

いつから運動したり、入浴したりできるの?

A

術後の安全を考えて次の表のように行います。(目安)

当日 翌日 3日後 1週後 2週後 1ヶ月後
日常生活 髭剃り/歯磨き
入浴(首から下)
洗顔/洗髪
散髪
パーマ/毛染め
テレビ
炊事/洗濯
掃除
読書/針仕事
化粧
重いものを持ち上げる
運動 散歩
車/自転車/バイク
ゴルフ/ゲートボールなど
旅行 近距離
遠距離
仕事 デスクワーク
力仕事
その他 マッサージ
リハビリ
歯科受診
眼鏡作成

術後経過の表を開く

Q4

費用はどのくらいかかりますか?(片目)

A

日帰り手術の場合は1割負担の方で約13,000円くらいです。入院の場合は約23,000円くらいかかります。

Q5

両目一度にできますか?

A

いいえ。
よほどのことがない限り、同じ日にはしません。片目(白内障がすすみ、視力が悪い方)の手術後の経過が順調であることを確認してから、もう一眼の手術をするのが安全でしょう。1週間以上あけるのがよいでしょう。

Q6

手術後には目を保護しないといけませんか?

A

手術当日は菌がいらないように眼帯をしますが、翌日にははずせます。ただし、ゴミが入ったり、こすったりしないように保護のもの(あて金)やご自身の遠方用眼鏡や簡易保護眼鏡(購入時は約2,500円必要)を使います。

Q7

メガネがいらなくなりますか?

A

当院で行っている白内障手術で、採用しているのは保険の利く、単焦点眼内レンズです。単焦点というのは、眼前のどこかの距離にピントがあいますので、他の距離のものをみるためには、何らかの眼鏡が必要です。
例えば

  • 遠方はいらないが近くは必要(老眼鏡の意味合い)
  • 遠方は必要だが、近くはそのままでみえる
  • 遠方、近くの両方にメガネが必要
  • 日常生活程度であれば、メガネなしでだいたいのことができる(きっちり見るためには眼鏡があると良いが)

これらのいずれかになります。
また、白内障手術では、乱視(黒目の関連)は残りますので、乱視の眼鏡が必要となることがあります。

もともと遠視や近視で眼鏡をかけておられる方の場合、これまでの生活上の慣れ、今回は手術しない他眼とのバランスなどを考慮し、人それぞれですので、相談しましょう。

◆多焦点(通常は、遠方と近見と2焦点)眼内レンズを入れる手術をおこなっている施設もあります。この場合保険が利かない先進医療というものになりますので、私費で片目35~45万円かかるようです。メガネなしで遠近みえる可能性が高いですが、ご希望の場合は、紹介しますので、そちらで、くわしいお話を聞くことも良いでしょう。

Q8

手術をしても日が経つとまた元に戻るのですか?

A

白内障は、水晶体というレンズのにごりです。手術では濁りをとり、レンズの形はなくなりますので、本当の意味での白内障には二度となりません。
が、手術時に眼内レンズの支えのために残してある透明な薄い膜が、数ヶ月から数年後にうっすら濁ることがあります。後発白内障といいます。これは視力がさがったら特殊なレーザー光線をあて、濁った膜をとり除くことが出来ます。
また、他の老化現象や高血圧、糖尿病などから、あたらしく病気ができ、視力が低下することもあり得ます。そのため手術後も時々は視力をはかる他、眼の検査が必要でしょう。