低被ばくCT装置とは?

新病院開院時にCT装置の更新を行いました。新しいCTは、AI(人工知能)を使用することで画期的に画質が向上し、大幅な被ばく低減が可能となりました。AI搭載が、頭部CT、胸部CT、腹部CT、骨CT、造影CTにおいて日本のCTにおける被ばくの標準値「診断参考レベル」の約3割の超低線量での撮影を可能としました。

肺がん検診CT

当院の胸部撮影と比較すると胸部CTは、自然放射線量より低被ばくで1.9mSvです。胸部検診CTは、胸部写真に近い線量0.5mSvにて精密な胸部CT撮影が可能です。CTでは濃度が薄く、小さいうちの(早期の)癌を見つけることが出来ます。大きくなったり、濃度が濃くなるとレントゲンでも見えるようになりますが、これは癌がそれだけ成長(進行)することを意味します。もちろん、見えやすい場所にできればレントゲンでも早期の癌を発見することができますが、見えにくい場所も多いので心配な方はCT検診をしたほうが安心です。

内臓脂肪CT検査

内臓脂肪測定はCTによる測定が図のように一番正確です。皮下脂肪と内臓脂肪がはっきりとわかります。内臓脂肪型肥満は皮下脂肪型に比べて糖尿病や高脂血症、高コレステロール、高血圧など多くの生活習慣病を引き起こす原因であることがわかっています。CT検査を行い内臓脂肪の面積が100cm2、内臓脂肪率が40%を超えると内臓脂肪型肥満といわれています。(写真の症例は、内臓脂肪面積が124.3cm2、内臓脂肪率が51.5%と内臓脂肪が多くなっています)
体脂肪測定を行い脂肪が多い方、或いは、生活習慣病を気にされている方は、1度ご相談ください。

当院の被ばく線量

私たちが地球上で普通に生活を行い、宇宙からの放射線も含め自然界から浴びる放射線量は一年間に2.4mSvです。胸部写真は0.3mSvと言われています。当院のCT検査は他の検査部位においても同様に低被ばく高画質の撮影が行えますので安心して検査を受けてください。(診断参考レベルとは、日本の平均の75%の値を参考)

当院の
平均値
当院の
平均値
当院の
平均値
日本の診断
参考レベル
2020
日本の診断
参考レベル
2020
日本の診断
参考レベル
2020
撮影部位CTDIvol
(mGy)
DLP
(mG.cm)
実行線量
(mSv)
CTDIvol
(mGy)
DLP
(mG.cm)
実行線量
(mSv)
頭部単純47.811242.585276.613673.1441
胸部2.93114.51.946512.75108.67
胸部検診0.7330.620.520542.5  
上腹部~骨盤5.43259.33.889517.988113.25
胸部~骨盤6.57428.87.289616115117.26
大腸CT2体位5.76183.772.75655   
大腸CT検診1.7285.881.2882   
腰椎11.65316.754.75125