業務内容

 中材・OP室のスタッフは看護師長を含め看護師6名、看護補助者2名で構成されています(2025年4月現在)。業務内容は、手術室や外来・病棟などで使用する器械の洗浄・滅菌・払い出しなど、医療器具全般の物品管理や、手術中の医師の補助、患者さんのサポートなどです。

 腰椎麻酔や全身麻酔を受ける患者さんには術前・術後訪問を行い、周術期(手術前から手術中、手術後まで)看護の充実に努めています。手術前に病室へ訪問して、不安なことがないか等、お話を伺い少しでも安心して手術を受けていただけるようにしています。術後にも可能な限り病室を訪問し、手術後の患者さんの思いを次の看護に活かしています。

 手術室では、外科・整形外科・眼科の診療科の手術を行っており、手術室は3つあります(うちバイオクリーンルーム1室、眼科手術室1室)。2024年度は774件(外科219件、整形外科440件、眼科115件)の手術を行いました。

2024年度実績

全身麻酔腰椎麻酔局所麻酔合計
外科103  32  50 185
外科(緊急)30    4  34
整形 318  27  64 409
整形(緊急)  20   7   4  31
眼科   115 115
合計 471  66  237 774

外科:腹腔鏡手術85件
整形外科:経皮的椎体形成術100件(BKP 58件、VBS 41件、バイオペックス椎体形成術1件、経皮的後方固定術または椎弓切除術の併用手術含む)
眼科:白内障手術93件

外科 腹腔鏡手術の様子
整形外科 頸椎の手術の様子
眼科 白内障手術の様子

 中材・OP室では適宜、医学生や看護学生、高校生などの見学や実習の受け入れを行っています。2024年度からは大学看護学部の実習も受け入れており、スタッフ共々よい刺激になっております。