心臓CT検査について

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当院では最新式の64列CTにおいて心臓CT検査を行っています。今まではカテーテルを動脈に挿入しカテーテル検査をおこなっていました。しかし最新式の CTのおかげで検査だけのカテーテル検査は減少し、心臓CT検査へと移行しています。検査は心臓CTで、治療は心臓カテーテルでの治療という風になってき ています。心臓CT検査は通常の造影CT検査と同じように腕の静脈から造影剤を注入し検査を行います。

検査方法

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心臓CT検査は左図のように非常に細い動脈を写す検査です。通常の造影CT検査に比べ検査の準備が必要です。
1、心臓検査時には心拍が安定している方がきれいなCTが撮影できるためその為の薬を検査1−2時間前に飲んでいただくことがあります。
2、検査直前には、血管を拡張させる薬を投与します。
3、心電図をつけて、血管を確保します。
4、検査で1番大事なことは1mmの血管が動かないようにすることで10秒の息止めの間、正確に息止めが行えるように入念な練習を何回も行います。
5、息止めが練習できれば最初に単純CT撮影を行い、次に造影CT撮影を行います。造影CT撮影時には、個人差はありますが体に熱感がありますが心配あり ません。

検査が終了すれば0.5mm厚の細かい画像約400枚を専用のコンピューターで解析処理をします。解析処理には少し時間がかかりますので、結果説明は後日 になります。



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