回復リハ病棟

回復リハ病棟の紹介

ごあいさつ

患者さんに寄り添い、チーム医療を通して、一人一人に合わせた社会復帰へ支援を実践していきます。日常生活動作の獲得を通し、その人らしい生活の獲得、活動範囲の拡大を支援していきます。
平成30年12月より回復期リハ病棟を48床に増床して、専門性の高いスタッフがチームを組み、 患者さんのために一層の充実を実現させていきます。

回復期リハビリテーション病棟は、脊椎や大腿骨の骨折術後や人工関節術後の患者さん、脳血管障害や脳血管疾患による運動器障害の患者さんを受け入れています。
医師・看護師・介護福祉士・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・ソーシャルワーカーなどの職種がチームで関わり、集中的にリハビリテーションを行う事で早期に在宅復帰を目指す病棟です。
患者さんやご家族の希望を可能な限り受け入れ、安心・安全・満足して入院生活が遅れるよう援助・介助していきます。

対象となる方

回復期リハビリテーション病棟は、医師・看護師・介護福祉士・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・ソーシャルワーカーなどの様々な職種がチームとなり、集中的なリハビリテーションを行うことで早期に在宅復帰を目指す専門病棟です。
入院時より在宅生活へ向けてのリハビリテーション計画を立てます。
脳卒中、脊髄損傷、下肢の骨折などでは急性期の治療が終了しても、身体機能の低下が残り、すぐには在宅復帰できない事が多くみられます。 こういった方に対して寝たきり防止、活動性向上、在宅復帰を目的として、集中的にリハビリテーションを行う病棟です。

回復期リハ病棟へ入院中に急な疾患が発生しても、当院での治療や一般病棟へ転棟などが可能です。

回復期リハ病棟の対象
となる疾患

疾患 入棟可能な状態 入院期間
疾患 脳血管疾患、脊髄損傷、頭部外傷、くも膜下出血のシャント術後、脳腫瘍、脳炎、急性脳症、脊髄炎、多発性神経炎、多発性硬化症など 入棟可能な状態 発症または手術後2ヶ月以内 入院期間 150日以内
疾患 高次脳機能障害を伴った重症脳血管障害、重度の頚髄損傷、および頭部外傷を含む多発外傷 入棟可能な状態 発症または手術後2ヶ月以内 入院期間 180日以内
疾患 大腿骨、骨盤、脊髄、股関節、膝関節の骨折 入棟可能な状態 発症または手術後2ヶ月以内 入院期間 90日以内
疾患 外科手術または肺炎等の治療時の安静による廃用症候群 入棟可能な状態 発症または手術後2ヶ月以内 入院期間 90日以内
疾患 大腿骨、骨盤、脊椎、股関節、膝関節の神経・筋または靱帯損傷後 入棟可能な状態 発症または手術後1ヶ月以内 入院期間 60日以内

退院までの流れ

他院からの紹介または受診

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当院の急性期を含む
一般病棟

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回復期リハ病棟

リハビリテーションプログラムを各スタッフ共同で作成し、これに基づいて計画的なリハビリテーションを行います。

退院に向けての取り組み

医師・看護師・介護福祉士・リハビリテーションスタッフ・ソーシャルワーカーなどの職種が連携、協力して援助していきます。

自宅療養・職場復帰の場合
退院前に必要に応じて家屋調査(※1)試験外出・試験外泊などを行い、それを基にご家族も交えて話し合いを行いながら退院調整会議(※2)などを行い、退院に向けて一緒に考え、不安なく自宅での生活が行えるようにします。また、必要性がある患者さんには医療・介護サービスを提案し、退院後のサービスの調整も行っていきます。
医療介護施設・他の病院の場合
ご家族や入所先のスタッフを交えて退院調整会議を行い、食事やトイレ、移乗・移動動作などの日常生活動作方法や注意点など、現在の患者さんの状態を提供し、医療・介護サービスの調整などを行って切れ目のない支援を行っていきます。

※1.調査にはリハスタッフ ・看護師・ケアマネージャーなどのスタッフが参加し行います。実際にご自宅に伺った際、退院後の患者さんの生活導線の確認などを行います。
※2.ご自宅での生活をする上での問題点や改善点などを医師・看護師・介護福祉士・リハスタッフ・地域連携室相談員(ソーシャルワーカー)などが、患者さんやご家族の目線になり患者さんの退院に向けて一緒に考えていきます。

↓

退 院

よくある質問

整形疾患

Q

78歳男性 | トイレに行こうとして転倒し右大腿骨骨折で手術しました。リハビリを続けたいが退院しなければなりません。しかしまだ、自信がありません。

A

手術から2ヶ月以内であれば対象になります。入院のご相談は、当病院の地域連携相談室で受け付けております。ご入院頂いた患者さんには、現状の病状、退院に向けて不安なことなどをお聞きしながら、治療を進めていきます。高齢者の骨折は手術してもなかなか早期に退院して、自宅での生活は難しいものです。医師・看護師・介護福祉士、リハビリスタッフなど多職種が協力し、退院に向けてサポートしていきます。

Q

68歳女性 | 玄関でつまづき転倒してしまい、左肩・腕の骨折でギプス固定しています。リハビリをしたいのですが入院できますか。

A

申し訳ありません。上肢(腕)に関しては対象外となります。回復期リハ病棟への入院は、厚生労働省が定める各疾患に該当する対象疾患であれば入院可能となります。

Q

68歳男性 | 腰の手術をしました。リハビリを続けたいが退院し、外来リハをすすめられています。まだ、自信がありません。

A

術後の回復段階に応じてリハビリプログラムをレベルアップして自宅での生活に自信がもてるように一緒に頑張りましょう。

Q

70歳女性 | 大腿骨を骨折して、人工股関節の手術をしました。人工股関節を入れると靴下をなかなか履けないと聞きました。自分で靴下を履く方法があるのですか?

A

人工股関節の手術を行うと股関節を深く曲げることが出来なくなるので、ソックスエイドと呼ばれる自助具が必要となってきます。入院期間中に作業療法士による人工股関節の手術後に気をつける日常生活動作の指導や、ソックスエイドなどの自助具を作成し、お渡しして患者さん自身で行えるように指導していきます。 また、その他にも必要な動作の練習も患者さんの生活スタイルに合わせて行っていきます。

脳血管障害/頭部外傷・頸髄損傷

Q

71歳男性 | 脳梗塞で左半身麻痺が残り、家庭に帰る為リハビリをもう少し続けたいと思っていますが。

A

脳梗塞と診断されてから2ヶ月以内であれば対象になります。自宅退院で不安な事があれば、ご相談ください。回復期リハ病棟では、退院に向けて患者さん個々の身体機能に応じて、多職種が協力し安全で動きやすい方法や、福祉用具の選定、住宅改修のアドバイスなどを行います。左半身の運動麻痺などで、食事や更衣動作など日常の生活を行う上で欠かせない動作があります。そのような動作をより円滑に行うために患者さんの状態を見極めてリハビリを行っていきます。また、病前に行っていた趣味や外出など、したいことができるように作業療法士が支援していきます。患者さんにとってより良い方法を一緒に考えていきましょう。

Q

77歳女性 | 脳出血で入院中ですが、退院をすすめられています。右半身麻痺があり、食事も十分食べられません。どうすればいいか悩んでいます。

A

脳出血と診断されてから2ヶ月以内であれば対象になります。食事動作を行う上で必要なお箸やスプーンなどの適切な自助具の選定や身体の使い方の指導などを行っていきます。また、言語聴覚士による嚥下(モノを飲み込む動作)機能の状態を確認し、食事形態の確認などを行っていきます。また、発症から2ヶ月過ぎている場合は療養病棟への受け入れも可能な場合もあります。詳しいことは、当病院の地域連携相談室にご相談ください。

Q

59歳男性 | 脳梗塞で右半身に麻痺が残りました。しゃべりにくようです。こちらの言うことはわかっているようですが、なかなかうまく言葉が出てきません。言葉がでてくるようになることはあるのですか?

A

脳梗塞により、言葉や発音が困難になる場合があります。言語聴覚士により、症状や言葉表出の重症度などを評価し、スムーズに意志伝達ができるよう、訓練・ご家族への助言・援助を行います。

Q

65歳女性 | 転倒や交通事故などで頭を強く打ち入院しました。見た目には変わりがないように思うのですが、以前より注意散漫でよく物を無くしたりします。これも交通事故の影響でしょうか?

A

脳にダメージを受けた影響により、記憶力や注意力などが低下し、生活に支障をきたす場合があります。作業療法士や言語聴覚士が中心となり、症状の有無や状態を把握し、一日も早く元の生活に戻れるよう、機能改善やその人に合った環境設定などを行います。

廃用症候群(急性の肺炎後など)

Q

74歳女性 | 肺炎で入院中、安静が必要となり体力が低下し退院に自信がなくリハビリを希望しています。

A

肺炎後の廃用症候群も回復期リハ病棟への入院可能です。医師の診断により入院の必要性が高い患者さんには入院を継続し、体力をつけてから退院していただきます。また、自宅退院などで必要な介護サービスなども検討していき無理のない自宅での生活を提供出来るように支援していきます。

廃用症候群(外科手術後など)

Q

56歳男性 | 胃がんの開腹術後で入院中、術後の安静が必要となり体力が低下し、退院するにあたって不安があります。

A

開腹術後の廃用症候群も回復期リハ病棟への入院可能です。医師の診断により入院の必要性が高い患者さんには入院を継続し、リハビリテーションを行い体力をつけてから退院していただきます。自宅復帰や社会復帰などの際に体力に自信がなくてはいけないこともあります。全身の状態を判断していきながら、理学療法士などが運動プログラムを作成し、全身の体力の回復をお手伝いしていきます。

その他

Q

入院期間はどれくらいですか?

A

回復期リハ病棟への入院期間は、疾患により厚生労働省が定めた期間があります。入院期間は、患者さんの状態によって異なり、個人差があります。入院中にカンファレンス(会議) を行い、医師・看護師・介護福祉士・ソーシャルワーカー・理学療法士(PT)・作業療法士(OT)・言語聴覚士(ST)など多職種が患者さん一人一人に関わり、病状・リハ目標・治療経過・退院後の生活などを勘案し、入院期間が決定されます。また、患者さん自身やご家族も含めながら、退院調整の会議などを行っていきながら退院日を決定していきます。

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徳島健生病院

088-622-7771(代表)まで